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Perfection as standard

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Perfection as standard
    妥協なき品質へのこだわり


Audiのニューモデルは、実際に生産する前に、数多くのテストを通過しなくてはなりません。それは、A1からA8にいたるすべての新型車が経験する厳しい試練なのです。

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    妥協なき品質へのこだわり

    それは、Audiの大切な思想のひとつです。

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隅々にまで求められる高い精度

品質についてはいかなる妥協も許さない。これはAudiにとってもっとも大切な思想のひとつです。このため、品質保証部門のスタッフやエンジニアは、ごく初期段階から開発に参加します。品質保証部門の仕事は、デザイン・コンセプト作りから生産まで、商品化のすべての過程で適用されています。

Audiの各モデルには、Meisterbockと呼ばれるメートル原器のようなものが用意されています。頑丈なアルミニウムのブロックで構成されたこの骨組みは、デザインを厳密に再現したもので、これを基準に個々のボディ・コンポーネントが解析されます。Meisterbockを使ってパネル間のギャップは1/10mm単位で計測され、必要に応じて修正されます。Audiの精密な加工技術が、世界最高レベルのボディを生み出すのです。

蛍光灯が等間隔で並べられたライトトンネルの下では、塗装のクオリティがチェックされます。美しいボディの光沢は、電着塗装の後、天然の帯電防止効果を有するエミューの羽根でブラシ掛けしてから、高速回転噴霧器により下地調整材、ベース材、塗装材、そしてクリアコート材を高い精度でスプレーして仕上げられます。できあがった塗装膜は全部あわせても0.1mmに満たない厚さですが、これが驚くほどの深みある光沢の源なのです。

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19週間で12年間の歳月をシミュレート

クルマを「徹底的にいじめ抜く」ことを目的としたのがINKAテスト。Audi独自のこの略語は「インゴルシュタットの腐食および経時変化テスト」の頭文字をとったもので、わずか19週間で12年間の歳月をシミュレーションします。例えば風洞実験施設では、300km/hの風と土砂降りの雨にさらされます。また人工気象室では、この上ない温度変化がクルマを待ち受けます。まず塩を噴霧。そこから室温50℃、湿度100%まで一気に上昇。そして1平方メートルあたり1000wという出力の人工太陽が発する強烈な光を浴びせ、最後は-35℃まで冷却されると、そこで4基の油圧加振機によって激しい振動が加えられ、ボディのひずみやシャシーへの負荷に関する厳しい評価が行われるのです。

INKAテストでは、インテリア素材の耐久性も試されます。たとえ人工気象室の中で90℃まで加熱されても、インテリアが変色したり、プラスチックが脆くなることは許されません。Audiが使用するレザーは、45種類のテストで耐久性が試されます。自動固定機に取り付けられ、引っ張ったときの伸び具合は均等か、どこから破れるか、しわが寄らないか、擦り傷はつきにくいかなどについてテストされます。

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250万kmものテスト走行

品質保証の仕事は部屋の中だけで完結するものではありません。なにしろ、自動車は屋外で毎日使われるだけでなく、世界中のさまざまな気候や道路状況の中で酷使されるからです。Audiの新型車には、あらゆるマーケットで日常的に使用されることを前提に、焼け付くような暑さから厳しい寒さまでを含む、およそ250万kmのテスト走行を実施することが義務づけられています。

それぞれのテスト車両は、特別に準備されたコースで平均8万kmを走行。玉石、砂利、塩水、そして泥によってボディは極限状態にさらされますが、それだけではありません。テストドライバーたちは皆、特別な覚悟を持ってロードテストに臨んでいます。なかでも“キーキーガタガタ音”チームのメンバーは、不快なノイズの発生源を突き止めるため、トランクの中に潜り込み、不整路を数kmにわたって走行することもあります。

Audi品質の真髄

最高水準の品質で製作された個々のパーツは、ひとつの製品として妥協することなく仕上げられて、初めて本物の満足感を生み出すことができます。品質管理のトップ、ヴェルナー ツィマーマンが語る言葉には、ほのかなプライドが滲み出ています。「品質の真髄とは、あなたが見ること、聞くこと、感じること、匂いとして嗅ぐことができるものなのです。」