東京と祖父母の暮らす高知での生活は、写真・映像作品に広がりを与えてくれました。これまで好きな場所に行き、そこの自然や文化、新しく目にした光景を作品に残してきました。高知での作品づくりは、もともと好きな場所、人、自然の中で湧き上がる温かな感情を大切に残していくような感覚です。旅行で撮る作品が自分の感動を多くの人に伝えたいという衝動だとすれば、高知では自分の大切なものに改めて気づいていく感じ。その気づきをカタチにしているのかもしれません。
SANU 2nd Homeは自然の中にもう一つの家を持つセカンドホーム・サブスクリプションサービスということで、二拠点生活と同じようなライフスタイルを送れることに共感しました。都心での刺激が新しいアイデアを生むこともあれば、私が高知で感じたように自然の中での暮らしから新しい視点を得ることもあるのかな、と。個人的にはデスクに向かうより、おいしい空気を吸っている方がアイデアが湧きますね(笑)。また、「Live with nature. / 自然と共に生きる。」をテーマにしていて、サステイナブルなキャビンを建てたり植林に力を入れている部分にも共感を覚えました。
環境に配慮した企業というイメージはありました。ただ詳しく知っているわけではないので……今回の旅を機に調べてみました(笑)。取り組みの一つひとつに共感しましたが、もっとも強く感じ取れたのは「誰もやっていないことに率先して挑戦している」というイメージです。いちはやく新型車をすべて電気自動車に切り替えることを発表したり、全世界でカーボンニュートラル化を推し進めたりと、自動車を通じて社会を変革していくような印象を持っています。
電気自動車を運転するのが初めてでしたが、とてもスムーズな走り出しに驚きました。アクセルを踏み、クルマが動き出すまでのタイムラグがないというか、思ったとおりに滑り出す感じが自分自身と一体化しているような印象です。最初は少し不安だったんです。コンパクトSUVとはいえ、私にとってはやっぱり大きいと思ったのが正直なところ。でも乗り始めから身体になじむ感覚があって、街中の路地でも取り回しやすいし、大きな車体を操作しているとは思えない感じでした。女性にも運転しやすいクルマだと思います。
休憩しながら充電したので充電時間は気になりませんでした。EVオーナーは食事や休憩とセットで充電しているんですね。あと、EVオーナー同士のちょっとしたコミュニケーションも新鮮でした。充電ステーションの譲り合いだったり、充電中の挨拶や世間話も、充電する時間があるからこそ生まれるシチュエーション。EVオーナーだからエコや環境のことなど共感しあえるのもコミュニケーションが生まれるきっかけなのかな、と思いました。
システムの機能がすばらしいのはもちろんですが、システムがより安全な運転を促してくれていることに気づかされました。バーチャルコックピットはナビなどの情報を見ようと思わなくても“見えている”ような感覚です。視線を動かす感覚なく、自然と見えているといいますか。光を反射して見えにくくなるようなこともありません。MMIナビゲーションはドライバーにとってもっとも視認性がよい角度になっていると聞いて、よく考えられているんだなと感心しました。インテリア全体にもドライバーの使い勝手や乗り心地のよさ、安全性などさまざまな工夫が凝らされていて、初めて電気自動車を購入する方にとっても安心のスペックだと思います。
今回、アクセルを緩める(アクセルオフ)と減速力を加えて蓄電する「Bモード」を体験しました。ブレーキペダルで減速しなくてもアクセルから足を離すだけで減速するため、とても運転しやすかったです。高速道路で合流するときや、ほかのクルマが自分の前に車線変更してきたときなど、とても速度調整しやすいです。減速・加速を繰り返す街乗りの場合も安全だと思います。そして減速時に電気を生み出していることが見て分かる、実感できるのもエコドライブの意識付けに効果がありますね。ちょっとずつ電気を貯金しているような気分になれます。
リヤシートにも座ってみたのですが、思った以上にゆったりとして快適です。とても身体がラクになるといいますか。また、リヤシートが広々としているのにラゲッジスペースも大きいのがうれしい。今回の撮影ではラグを筒状にして運んだのですが、縦に積み込まないと入らないかな、と思ったところ横に載せられたのでびっくり。これだけの広さがあれば十分だと感じました。
デザイン的なところでは、ボディカラーがすてきだなと思って。オーロラバイオレットですか、自然の中でも街の中でもしっくりなじむ絶妙な色合いですよね。クルマの機能や性能に詳しくないと、プレミアムカーは敷居が高い気がしてしまうのですが、デザインやカラーなどのファッション的要素に魅力があると、女性でも「よし乗ってみよう、運転しよう」という気になれると思います。
刺激を受け、その刺激から得たものを作品に活かすことだと思います。いつもは小さなクルマに乗っている私が、初めてAudi Q4 e-tronを運転してみたことも刺激的。そして、思っていた以上に乗りやすい、運転できるという自信を持てたのも刺激の一つかもしれません。都市と自然、両方の魅力を楽しむためにSANU 2nd Homeのような拠点を持つライフスタイルについて考えることからも新たな刺激を受けました。そのようにさまざまなシーンで感じたことを写真・映像で表現して進化していけたら、と思っています。
期待し、願っているのは安全技術の進化。今回、Audi Q4 e-tronを運転してみて、それは夢じゃないと思いました。運転のしやすさ、快適性、安全性などが格段に進化している電気自動車の現在に触れ、近い将来には自動車事故がなくなるかもしれない、と実感しています。運転する危険、ハードルがなくなり、誰でもどこにでも移動できるようになれば、二拠点どころかどこでも自由に暮らせるようになるかもしれません。旅するように暮らせる未来がくると、きっと楽しいですよね。
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