2026年からFormula 1に参戦することを発表。パワーユニットサプライヤーとしての、Audiの新たなチャレンジがはじまります。
カーボンニュートラル実現に向かい、Formula 1は2026年シーズンからパワーユニットのレギュレーションを変更。MGU-H(熱エネルギー回生システム)の代わりに電気出力を約3倍に引き上げてパワーを維持し、高度なサステイナブル燃料で動作する新しい1.6ℓターボエンジンが採用になります。またパワーユニットサプライヤーにもコストキャップが設定されることになりました。この方向性にAudiは賛同。Audiの技術開発担当取締役であるオリバー・ホフマンは「カーボンニュートラルなシリーズを目指すFormula 1の2026年の変革を、Audiは積極的にサポートしたいと考えています」とコメントしています。
Formula 1パワーユニットの開発拠点となるのは、ノイブルグにあるAudi Sportの施設。エンジン、モーター、バッテリーのテストベンチはすでに用意されており、モータースポーツに携わっている現スタッフの持つ専門知識をベースにFormula 1のプロフェッショナルスタッフを新たに採用し、開発を進めていく予定です。